寒い日が続いていますね。
この時期は曇り空を見ると、そろそろ雪が降り始めるのではないかと思うことがあります。
みなさんの中でも、毎年雪の積もる日を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。
ただし一口に「雪」と言っても、時期や降り方などにより様々な呼び名があることをみなさんは知っていますか?
今回はその名前を一緒に見てみましょう!
時期によって変わる雪の名前!
・1年で最初に降る雪は「初雪」
・冬になり山々に雪が積もると「初冠雪」
・例年より早く降る雪は「早雪」
・冬の終わりに降る雪は「終雪」
・もうすぐ春という頃に名残を惜しむように降る雪は「名残雪」
・春になっても残る雪は「残雪」
・残雪より更に長く残った雪は「根雪」
・1年中溶けずにいる雪は「万年雪」
たくさんの呼び名に驚いた方も多いのではないでしょうか。
それだけ昔の人々は、自然や季節の移り変わりに敏感だったのでしょう!
関塾も時期によって、みなさんの希望に合った授業を心がけています。
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時期によるものの他にも、色々な雪の呼び名はあります!
次は、こちらの一覧を見てください。
降り方や積もり方によって変わる雪の名前!
・細やかにしんしんと降る雪のことを「細雪」
・粉のように細やかな雪のことを「米雪」
・うっすらと積もってすぐ溶けてしまう雪は「泡雪」
・ひとひらが大きな固まりのような雪を「牡丹雪」
・やや溶けている状態になると「餅雪」
・餅雪よりさらに溶けて水っぽくなると「べた雪」
・べた雪と雨の中間は「水雪」
・風にのって流されてきた雪は「風花」
「細雪(ささめゆき)」や「米雪(こごめゆき)」など、読み方も素敵なものばかりです!
みなさんは「歳時記」を知っていますか?
江戸時代に完成された書物で、俳句で用いられる季語がなんと5000語以上も収録されています!
その中の冬の項目には、今回紹介したものも含めてたくさんの雪の名が存在します。
雪が降ったら、ぜひ一句詠んでみたいですね!
年末年始のため以下の期間は休校になります!
★12月29日(火)~1月3日(日)
※なお、教室によって休校日が異なる場合があります!
詳しいことについては教室へお問い合わせください。
2021年もよろしくお願いします!
ちなみに、1月1日は「元日」
良く似た言葉に「元旦」というものがありますが
皆さんは区別して使っていますか?
「旦」とは昇っていく太陽を表現している漢字です。
ですから、元旦も初日の出のことを表しているのです。
今回はお正月の暦について詳しく見てみましょう!
1月の1日~3日のことを「三が日」と言いますね。
お正月休みとは大抵このことを指しています。
皆さんも12月が忙しかった分、ぜひ体を休めて欲しいのですが
学校の提出物や、関塾の宿題を忘れないように気を付けましょう!
もちろん関塾も1月4日(月)から開校し、授業を始めます!
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「鏡開き」は毎年1月11日ですね!
お供えしていた鏡餅をおしるこやお雑煮にして食べる日のことです。
また、餅を食べて歯が丈夫になることから「歯固め」と呼ぶこともあるようです。
2021年も皆さんが元気に関塾に来てくれるのを、楽しみにしています!!
もうすぐクリスマスです!
みなさんは、毎年どのように過ごしていますか?
パーティーをするかしないかはご家庭によりますが
この時期はよく「クリスマスケーキ」が目に留まりますね!
スーパーやコンビニ、もちろんケーキ屋さんの前を通ると
色とりどりのケーキが並んでいていますよね。
それでもこの時期ならではのケーキといえば
「ビュッシュ・ド・ノエル」が挙がることでしょう!
少し難しい名前のケーキですが、木の丸太のような形と言えば
毎年よく見かけるクリスマスケーキのことだと分かるでしょう!
このケーキは元々、フランス発祥でその名前もフランス語からきています。
「ビュッシュ」は丸太、「ノエル」はクリスマス、「クリスマスの薪」という意味なのです!
身近な言葉も調べてみると新しい発見がありますね!
関塾の先生はみなさんの疑問に一つ一つ、丁寧に答えます!
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この薪の形は、ヨーロッパの古い風習が由来だと考えられています。
クリスマスは、イエス・キリストの生誕祭だということはみなさんもご存じだと思います。
しかし、古くは冬至を祝うための祭が起源だったそうです。
新年をお祝いする日本のお正月と同じような行事だったんですね。
クリスマスからの12日間は焚き火を燃やし続ける風習があり、
その燃えた残りの薪は1年間の魔よけと幸運のお守りとなります。
このお守りを模して作られたのが、「ビュッシュ・ド・ノエル」というケーキだったのですね!
「ビッシュ・ド・ノエル」はロールケーキを買えば
後はデコレーションだけで簡単に作ることができます。
来年のみなさんが幸運であるように、今年のクリスマスには
このケーキをご家庭で作ってみるのは、いかがでしょうか!
2020年も残り一ヶ月を切りました!
今年は色々なことがありましたね。
数ヵ月遅く始まった今年の学校生活ですが、日々学習の進度を確認してみると
段々と例年扱われている単元に追いつきつつあります。
それだけ授業のスピードが速く進んでいたということです。
今年も一年の振り返りをする時期になりました。
受験生の方はもちろん、それ以外の学年であっても
2021年になる前に、学んできた単元を一つ一つチェックしましょう。
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さて、10月に旧暦(神無月)の話をしましたが、今回は12月についてお話しします!
12月は旧暦で何と呼ぶのでしょうか?
答えは『師走』です。
年末の忙しい時期ですから、この呼び名はとてもふさわしい感じがしますね!
ただ、この「師」が何を指しているのかは諸説あるようです。
二つ紹介しましょう。
まず一つ目は「お坊さん説」です!
師走は「師(お坊さん)が走る」とされています。
昔は正月もお盆と同じように祖先の霊をとむらうため、
12月はお坊さんがあちこちの家々を忙しく走りまわって、お経をあげていたのです。
師走の「走」の字を「わす」と読むことが不思議に思えた方もいることでしょう。
これは「お坊さんがお経をあげるために東西を馳せる」ことから
「師馳す」が「師走」に変化したと考えられています。
二つ目は「御師説」です。
御師(「おし」あるいは「おんし」と読みます)は特定の寺や神社に所属して
参詣者の宿泊や参拝のお世話をする人のことを指します。
こちらも年末はとても忙しそうですね。
師走の由来には、他にも色々な説があります。
万葉集にも「十二月には 沫雪降ると 知らねかも 梅の花咲く 含めらずして」と
書かれているのですが、みなさんはお気づきでしょうか?
和歌の字数は五・七・五・七・七ですから「じゅうにがつ」ではありません。
万葉集のできた時代には既に「しわす」という呼び方があったと考えられているのです!
不思議ですね。みなさんもぜひ調べてみましょう!
救急車のサイレンが「近づいてくる時」「遠ざかっていく時」で
少し違った音に聞こえるという、あの謎に今回は迫ります!
まず「音」とはそもそも何なのでしょう。そこから説明したいと思います。
音波という言葉があるように、音自体は空気が震えてできる「波」です!
水面に小石を投げ入れるイメージをしてみてください。波紋ができますね!
音が発生する時には、まるで波紋のように見えない空気の波が広がるのです。
この波が耳に届くと、みなさんは「音が聞こえる」のです!
さて、では音の性質を踏まえてサイレンの音が変わる現象
「ドップラー効果」の説明を始めましょう!
なぜ「近づいてくる時」と「遠ざかっていく時」で
音が違ったように聞こえるのか。
それは「波の間隔」が異なっているからなのです!
先ほどと同じく水面を思い浮かべてくださいね。
今度は指を水面に入れて、一直線に動かしましょう!
その時にできる波をよくイメージしてください。どうですか?
指の進む先には波と波の間隔が短く
指の進んだ後は波と波の間隔が長くなっていませんか?
波の間隔が短いと、同じ時間でもたくさんの波が耳に届くことになりますね。
1秒間に耳に届く波の数を「振動数」といい、これが多いほど高い音になるのです。
「振動数」は中学1年生の理科で学びます。
難しい用語も関塾の授業ならすぐに理解できますよ!
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いかがでしたか?
救急車が「近づいてくる時」は振動数が多いため音が高く
逆に「遠ざかっていく時」は振動数が少ないため低い音に聞こえるのです!
みなさんも救急車やパトカーのサイレンが聞こえたら
「波」をイメージしながらその音を聞いてみてください。
「ドップラー効果」を通じてきっと今以上に音の性質を理解できることでしょう!
秋の風物詩「お月見」について今回はお話ししようと思います!
みなさんは、ご家族の方から聞いたことがありますか?
「お月様にはうさぎさんが住んでいて、お餅つきをしているんだよ」と。
みなさんからするといかがでしょう。
うさぎが餅をついているように見えたことはありますか?
この由来について調べると「今昔物語集」に
神様がうさぎを月へ昇らせた説話が登場していることから
平安時代の頃から続いている言い伝えのようです。
関塾では、楽しいお話を交えながら授業が受けられます!
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確かに、月の模様をよくよく眺めてみると
模様の一部がうさぎの耳に見えたり、臼(うす)に見えるような気がしますね!
このうさぎのエピソードは中国やインドにもよく似た昔話があり
特に中国では、月の模様も「薬膳をつくるうさぎ」といわれているようです。
もちろん国によってイメージは異なります。
例えばヨーロッパに住む人々には「本を読むおばあさん」「ハサミを振り上げるカニ」
アラビア半島では「ライオン」、南アメリカでは「ロバ」や「ワニ」に見えるそうです!
世界各地のいろいろなイメージにはその地域で昔から伝わる
月が生まれた神話や伝承と、深い関係があるようです。
みなさんも夜、勉強に疲れたら月を見上げてみてください。
この記事を読んだ後なら、様々なイメージが月に浮かぶのではないでしょうか。
「〇〇の秋」といえば何が当てはまるでしょう?
候補はたくさんありますよね。
その多くは、夏に比べて夜が長くなってきたことや
気温が下がり過ごしやすい季節になったことに由来するようです。
「勉強の秋」といえば、関塾では無料の秋期講習会を実施中です!
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また、「芸術の秋」や「行楽の秋」については気候の他にも
紅葉や黄葉などカラフルな自然を楽しめることが由来の一つと言えるでしょう。
今回はみなさんに、秋を代表する明るい色と甘い香りをもつ花
「金木犀(キンモクセイ)」の話をしたいと思います。
「金木犀」は中国原産の植物で、日本には江戸時代に雄株のみが持ち込まれました。
そのため国内には野生の金木犀はなく、公園や庭にある木は全て挿し木によるものです!
中国や日本では昔から、その香りを利用してきました。
例えば中国には、お茶に金木犀の花びらを混ぜた「桂花茶」や
白ワインに漬けた「桂花陳酒」というものがあります。
日本でも同じように明るい色の花と甘い香りを楽しんでいましたが
調べていくと、トイレの傍によく植えられていた木でもあったようです!
水洗トイレの無かった頃ですから、その匂いを打ち消すために選ばれたのでしょうね。
今でも手近なお店で買える消臭剤には
「金木犀の香り」と書かれたラベルをよく目にします。
人々の生活の知恵が光りますね!
この他にもまだまだ「秋」が見つけられるでしょう。
自分だけの「秋」を見つけたら、ぜひ先生にも聞かせてくださいね。
今回は数字の神秘「黄金比」について紹介したいと思います。
みなさんはこの比を知っていますか?
黄金比とは!!
今年も10月を迎えました。
近頃は帰る生徒を見送っていると、日が沈むのが早くなったと感じます。
塾からの帰りは寄り道せず、気を付けて帰りましょう!
ところで、10月は旧暦で『神無月』と呼びますね。
この名前の由来は諸説あります。
「神の月→神な月→神無月と変形したから」や「お祭り(神事)のない月だから」なども
有力な説ですが、今回は「神様がいない月だから」という説を紹介しましょう。
10月が「神様のいない月」だとすると
その間どこへ神様は行ってしまったのでしょうか?
答えは、島根県にある出雲大社です。
みなさんこんにちは。
この地球には、まるで映画やアニメのように美しくて壮大な地形や
日常では触れることのない現象を体験できる場所があります。
今回はそんな『世界の不思議スポット』を1つ、皆さんに紹介したいと思います!
今回紹介するのは「死海」です!
観光地として非常に有名なのですが、なんとも恐ろしそうな名前ですね。
この「死海」には一体どんな特徴があるのでしょうか。一緒に調べてみましょう!
まず死海はその名の通り、湖でありながらその中身は塩水です。
しかも、海水の塩分濃度が3%なのに対し、死海の塩分濃度は30%もあります!
なんと海水の10倍の濃さの塩水なのです!!
皆さんは「%」の計算がしっかりできていますか?
分からないまま過ぎてしまった単元も、関塾の授業なら取り返せます!
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死海は大きな湖ですが、人間以外の生き物の姿はありません。
あまりにも塩分濃度が高すぎて魚の住めない環境なのです!
これが英語で「DEAD SEA(死の海)」と呼ばれている由来なのです。
死海の特徴はまだあります。
非常に濃い塩水のため、比重(同じ体積で比べた時の重さ)がとても高いです。
なんと人間は死海に潜ることはできません!!
人間に対し塩水が重すぎるため、必ず人間は死海に浮かんでしまうのです。
潜ろうとしてみたり、その場で無理に立ち上がろうとすると逆にバランスを崩し
ひっくり返ってしまうのだそうです。
ただし死海に20分以上入っていると、塩分濃度のせいで皮膚が痛み腫れてしまうので
面白くても長く居るのは避けたいところです。
さてこれまで紹介した死海の性質ですが、規模が小さいものなら家でも再現できます!
コップやお皿に水をはり、限界まで塩を溶かして卵やミニトマトを浮かべてみましょう。
普通の水に入れた時と、明らかに違うことが分かるはずですよ!
水が冷たいとたくさん塩を溶かすことができないので
最初はお湯に溶かして、その後冷ますと実験に最適な食塩水になります。
この時も、こまめに手を洗わないと皮膚がかゆく感じることがあるので注意しましょう。