みなさんこんにちは。
この地球には、まるで映画やアニメのように美しくて壮大な地形や
日常では触れることのない現象を体験できる場所があります。
今回はそんな『世界の不思議スポット』を1つ、皆さんに紹介したいと思います!
今回紹介するのは「死海」です!
観光地として非常に有名なのですが、なんとも恐ろしそうな名前ですね。
この「死海」には一体どんな特徴があるのでしょうか。一緒に調べてみましょう!
まず死海はその名の通り、湖でありながらその中身は塩水です。
しかも、海水の塩分濃度が3%なのに対し、死海の塩分濃度は30%もあります!
なんと海水の10倍の濃さの塩水なのです!!
皆さんは「%」の計算がしっかりできていますか?
分からないまま過ぎてしまった単元も、関塾の授業なら取り返せます!
つまづいた箇所まで戻って指導します!無料の体験授業はこちらから!!
死海は大きな湖ですが、人間以外の生き物の姿はありません。
あまりにも塩分濃度が高すぎて魚の住めない環境なのです!
これが英語で「DEAD SEA(死の海)」と呼ばれている由来なのです。
死海の特徴はまだあります。
非常に濃い塩水のため、比重(同じ体積で比べた時の重さ)がとても高いです。
なんと人間は死海に潜ることはできません!!
人間に対し塩水が重すぎるため、必ず人間は死海に浮かんでしまうのです。
潜ろうとしてみたり、その場で無理に立ち上がろうとすると逆にバランスを崩し
ひっくり返ってしまうのだそうです。
ただし死海に20分以上入っていると、塩分濃度のせいで皮膚が痛み腫れてしまうので
面白くても長く居るのは避けたいところです。
さてこれまで紹介した死海の性質ですが、規模が小さいものなら家でも再現できます!
コップやお皿に水をはり、限界まで塩を溶かして卵やミニトマトを浮かべてみましょう。
普通の水に入れた時と、明らかに違うことが分かるはずですよ!
水が冷たいとたくさん塩を溶かすことができないので
最初はお湯に溶かして、その後冷ますと実験に最適な食塩水になります。
この時も、こまめに手を洗わないと皮膚がかゆく感じることがあるので注意しましょう。
近頃はくもりや、雨の降る日が多く感じられますね!
日本で降水量の多い季節と言えば梅雨がすぐ思いつくことでしょう。
しかし、実は夏の終わりから秋にかけても
雨の多い時期として知られています。
降水量が多い理由には台風も挙げられますが
それ以上に「気圧の変化」が大きく影響しているのです!
夏が終わりに近づくと、太平洋高気圧の勢力が弱まり
代わって日本の北西にあるシベリア高気圧が発達します。
丁度この二つの高気圧からの風が日本上空でぶつかり合い
梅雨前線とよく似た「秋雨前線」が作られるのです!
今後もしばらくは、雨が降ったり止んだりといった天気が続いていくことでしょう。
教室に傘を置き忘れることのないよう、授業後は気を付けてくださいね。
関塾では雨の日も、皆さんの行き帰りをしっかり見届けています!
無料の体験授業を実施中!詳しくははこちらから!
さて、雨の話題に続いて今回は傘についての話も
みなさんに紹介しましょう!
今現在私たちが使っている傘は『洋傘』といわれるもので
日本では、1804年に出島で有名な長崎に来たのが始まりです。
それまで日本では、竹で作った骨組みに和紙を張り
油を塗った『和傘』が広く使われていました。
今でも和傘は、歌舞伎・時代劇の小道具などで、見たことがあるのではないでしょうか。
傘の始まりを調べていくと、なんと4000年前のエジプトやイランの壁画で
傘を使っている様子が確認されています!
しかし当時のものは「雨傘」ではなく閉じることもできなかったようです。
その頃は主に貴族が日傘として使っており
「傘を使う=貴族」といった権力のシンボルだったようです。
13世紀に入ると、木の骨組みでできた閉じられる傘が
ヨーロッパで女性のアクセサリーとして流行するようになりました。
実際に雨傘として使われるようになったのは、18世紀のイギリスが最初です。
その頃も「傘を使うのは女性」であり、男性は帽子・コートを使うのが一般的でした。
そのため男性が傘を使うことは不思議に思われる時期があったのですが
持ち手をステッキ状にしたことで、男性の間で爆発的に流行するようになりました!
そうして英国紳士の間で広まった雨傘が、今の傘につながっているのです!
「人工衛星」をイメージしてみてください。
気象観測や放送など様々な用途の人工衛星が、地球の周りに存在しています。
今回は人工衛星について興味深い話を二つ、紹介したいと思います!
まず一つ目は、人工衛星の射出速度についてです。
みなさんは、ロケットの打ち上げの映像を見たことがありますか?
大量の煙を上げて飛び立つロケットですが、大気圏外まで飛び出すためには
それだけの勢い(速さ)が必要だということが分かります。
しかし、あのロケットは「速すぎてもダメ」なのです!
人工衛星を積んでいるロケットの場合は特に、ただ宇宙へ向けて飛んでいくのではなく
地球の周回軌道にのせないと衛星としての役目を果たせません。
あまりに速過ぎるロケットは、地球の周回軌道から飛び出してしまうのです!
この丁度いい射出速度のことを 「第一宇宙速度」と呼びます。
大気の抵抗などを考慮しなければ、秒速約7.9kmが
地球の周回軌道にのるための「第一宇宙速度」です。
速度、ロケットの質量、地球の半径から求めることができる「遠心力」 と
ロケットの質量、地球の半径と質量、万有引力定数から導かれる「重力」が
釣り合うように計算します。
興味があるならぜひとも計算に挑戦してみてくだい!
もしできたら先生にも見せてくださいね。
関塾ではいつも生徒の計算式や作文をチェックし必要に応じてアドバイスをしています。
記述力がみるみる上がる!無料の体験授業についてはこちらから!
さて、もう一つ紹介したいのは人工衛星のソーラーパネルについてです!
衛星から鳥の羽やラケットのように広げ、太陽光発電をしているこのパネルですが
実は折りたためるようになっています。
しかもそれは、なんとソーラーパネルのために開発された折り方なのです!!
その名を「ミウラ折り」といいます。
下図のような折り方です。
皆さんの自宅やお友達の家などで
このような状態になっている窓は、ありますか?
毎日、非常に暑い日が続いています。
生徒のみなさんはいつも元気よく教室に来てくれていますが
その元気さを維持するのも、この時期は大変です。
夏は熱中症もさることながら
風邪をひかないように体調管理をしっかり行いたいものです。
夜に寝苦しくて睡眠不足になったり、冷たいものばかり食べて
栄養不足になったりすると、免疫力が低下してしまいます。
この暑さを乗りきる為に、食事、睡眠、適度な運動など
どのような生活をすれば良いのか、改めて一緒に考えてみましょう!!
まずは食事です!
運動には当然ですが、勉強にもたくさんのエネルギーを使います。
毎日決まった時間に起きて朝食をしっかり摂りましょう。
ビタミンB1はエネルギー代謝や疲労回復に最適です。
豚肉や大豆などの食品に多く含まれています。
果物や野菜などに含まれるビタミンCは
ストレスや暑さに対抗する力を高める効果があります。
そして、エネルギー源となるタンパク質をきちんと摂取しましょう。
また、食事は腹八分目が適当です。
食べ過ぎてしまうと消化することにエネルギーが使われ
脳の働きが鈍くなってしまいます。
みなさんは食事の後に勉強しようとしても
すぐ眠くなってしまう経験をしたことがありませんか?
関塾なら快適な環境で、最後まで集中して授業を受けることができます。
面白いから集中できる!無料の体験授業についてはこちらから!
そして、水分補給も定期的に行うことを意識しましょう!
人間の体は、65パーセントが水分でできています。
そこから10パーセントの水分が失われると脱水症状になり、
20パーセントの水分が失われると命に関わります。
スポーツをする際には、スポーツドリンクや食塩水が効果的です。
冷たい飲み物を一気に飲むことは体に負担をかけるので、控えましょう。
次は睡眠です!
夜更かしをせず、早寝早起きを心がけましょう!
エアコンのきいた部屋に長時間いることは良くありません。
冷たい風にあたり続けると体をだるくし、体調を崩す原因となります。
体を冷やし過ぎないように注意しましょう。
まだまだ暑い日が続きます。
体調管理をしっかりして、明日も元気に過ごしましょう!!
こんにちは!
みなさんのお家に和室はありますか?
和室と言えば畳ですが
その畳の大きさは大きく分けて3種類あるのを、みなさんはご存知でしょうか。
その3種類とは
京都を中心に、西日本で広く使われている京間と
愛知、岐阜、三重で多くみられる中京間
東京を中心に、関東圏で使われている江戸間です。
京間は長辺6尺3寸(190.89cm)、中京間は6尺(181.8cm)と
中京間の方が一回り小さくなっています。
そして、江戸間は長辺5尺8寸(175.74cm)と更に小さいのです。
ちなみにこの長さは、1尺を約30.3cm、1寸を約3.03cmとして計算しています。
みなさんは小数の計算に苦手意識を持っていませんか?
関塾では嫌いになりがちな小数や分数の計算も、楽しく学べます。
分かるから楽しい!無料の体験授業についてはこちらから!
畳の大きさには。どうしてこのような地域の違いができたのでしょうか?
それは、江戸時代以前の税制と関係があるのです。
江戸時代は土地を畳の枚数で数えて、税金(年貢米)の量を決めていました。
この際に使う畳の大きさを6尺3寸に統一したのが
豊臣秀吉の政策の一つ、太閤検地だったのです。
しかし時が経ち、江戸時代になると
財政に苦しんだ江戸幕府は、増税を考えました。
それが、畳の大きさを6尺に縮小することだったのです。
畳を小さくすることで、同じ大きさの土地でもより多くの畳をひけるということですね。
しかし、厳しく統一できたのは幕府のお膝元である江戸近辺だけであり、
逆に関東以外の地方では、上手く統一が進みませんでした。
このような経緯で、畳の大きさに違いが生じたのです。
みなさんも、身の回りの疑問を調べてみると、思わぬ歴史の不思議に出会うかもしれませんね。
皆さんは国の天然記念物「トキ」を知っていますか?
野生のトキは現在、日本国内におよそ450羽しかいないとされています。
しかも、その450羽は全て中国から輸入された種から繁殖したトキたちなのです。
なぜ、このようなことになっているのでしょうか。
本日は、環境と生き物について皆さんに話したいと思います。
トキは学名で「Nipponia nippon」と呼ばれます。
中国や朝鮮半島にも同種が生息していますが、かつては日本全国に分布し、日本を代表する鳥でした。
しかし、明治時代から、その羽毛がとても綺麗な白であったことから乱獲が始まってしまいました。
また昭和時代からは森林の伐採、農薬の多用、山間部の開発などが要因で
トキはその住処や餌場から追われてしまったのです。
その結果、1981年に保護された5羽以外は全ていなくなってしまいました。
その5羽も人工的に国内外で繁殖させようと試してみたものの
2003年までしか続きませんでした。
その後、中国で生き残っていたトキを輸入し
段階的に野生に返す計画が進められることになりました。
現在、日本国内の個体数は450羽まで回復していることが環境省の調べで明らかになっています。
ですが増えたトキが田畑を踏み荒らしたり、少数のトキを繁殖させたため遺伝子が近く同じ病気に弱いなど
多くの問題を抱えています。
トキは現在も「絶滅危惧種」に指定されています。
世界には日本のトキのように絶滅の危機にある種がたくさんいます。
関塾の夏期講習会では今年も先生たちが
勉強に関わりつつ皆さんの心に残る話をしてくれます。
確かな情報を提供します!無料の夏期講習会についてはこちらから!
世界の絶滅危惧種については国際自然保護連合が「レッドリスト」という名の本にまとめ、公表しています。
この本には、絶滅の危険度でランク分けした約30,000種もの数が載っています。
同様に日本の環境省が公開しているレッドリストも、現在の掲載数は3,716種です。
なぜこんなにも多くの絶滅危惧種がいるのでしょうか。
その原因の多くは、わたしたち「人間」によるものなのです!
毛皮や肉を得るための乱獲や土地開発による環境破壊
工場や排気ガスによる環境汚染など、数え切れないほど例があります。
これらを、禁止・規制・制限することによって
絶滅危惧種や地球環境を保護していくために、レッドリストはあるのです。
みなさんも水や電気の節約など、環境保護のためにできる身近なことを調べてみましょう!
関塾では無料の夏期講習会を実施中です!
身近な計算から定期試験・入試問題で頻出の環境問題・時事問題の対策まで
皆さんのご要望に合わせた授業を行います!
当ホームページの他、お電話でもご相談承ります。
お気軽にお電話ください。
お問い合わせはこちら → ☎ 042-477-4110
今回は宝石についての様々な話を紹介します。
宝石と聞いて、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょう。
多くの方が思い浮かべるのは、ダイヤモンドではないでしょうか。
ダイヤモンドは、その綺麗な輝きから様々な宝飾品に使われ、とても価値のある宝石とされています。
しかし、皆さんは知っていますか?
ダイヤモンドの成分は、なんと黒鉛と同じなのです!
黒鉛といえば、鉛筆の芯の主成分であり、見た目は真っ黒。
ですが、ダイヤモンド・黒鉛は両方とも炭素( C )という原子で構成されています。
炭素が立体的な正四面体状に結合していると、その構造は整列され強固なものになり
ダイヤモンドのような輝きと硬度をもちます。
炭素が平面的な正六角形状に結合し、それが層状に積み重なると
黒鉛のような軟らかさと導電性をもちます。
皆さんは正四面体、正六角形と聞いてすぐにその形をイメージできますか?
関塾の夏期講習会なら、苦手な図形も得意な単元に変わります!
皆さんの「苦手」お待ちしております!無料の夏期講習会についてはこちらから!
さて、このようにダイヤモンドの成分には面白い特徴がありますが、それは他の宝石たちにも言えます。
今度はサファイアとルビーについてお話ししましょう。
サファイアは青色、ルビーは赤色の宝石として有名ですが
この二つ、成分は同じ酸化アルミニウムなのです!
しかもダイヤモンドとは違い、結合様式も全く一緒です。なぜこんなにも色の違いが出るのでしょう。
それは不純物の違いによるものです。
酸化アルミニウムを構成するアルミニウムのうちほんの2%を
鉄に置き換えると青いサファイアになり、
クロムに置き換えると赤いルビーになります。
たった2%の違いであれほどにも色が変わるとは、不思議ですね。
さて、ここまで紹介した宝石はいずれも誕生石に挙げられています。
ダイヤモンドは4月、ルビーは7月、サファイアは9月の誕生石です。
8月の誕生石は、ペリドットです。
(他にもスピネル、サードニックスがあります。)
ペリドットは「カンラン石」です。
そのうち特に緑色が濃く美しいものをペリドットとして扱います。
カンラン石という名前を聞いてピンときた皆さんは、理科の勉強をしっかりされていますね!
素晴らしい!
カンラン石という鉱石は、中1の理科の教科書で登場します。
これから習う皆さんは楽しみにしてくださいね。
教科書に出てくる身近ではなさそうな単語も、生活のどこかで意外と出会うことがあります。
そんな例を他にも見つけたら、是非皆さんからも教えてくださいね!
「一等星」「六等星」皆さんは聞いたことがありますか?
今日は星の明るさについて、皆さんに話したいと思います。
例えばデネブ(はくちょう座の星)は一等星
ポラリス(北極星)は二等星といったように、星にはそれぞれ等級がつけられています。
この等級はどうやって決められているのでしょうか。
その始まりは、なんと古代ギリシア時代までさかのぼります。
星の明るさを最初に段階的に分けたのは、天文学者ヒッパルコスとされています。
彼が夜空の星を、その明るさから一等星から六等星まで6段階に定めたのです。
技術が進歩した現代でも、彼の定めた等級は視等級(見かけの等級)として使われています。
ただし、現代では六等星よりも暗い星が観測できるようになったため
新たに発見された星には、七等星や八等星と定められることもあります。
また、細かな明るさの違いも測定できるようになったため
小数やゼロ、なんと負の数の等級で表されることもあるそうです。
例えば、太陽系の星を除いて最も明るい星はシリウス(おおいぬ座の星)ですが
その等級はマイナス1.46等星、さらに毎年わずかながら明るさを増し続けているそうです。
ちなみに皆さんは今、算数や数学に不安を感じていませんか?
もし復習が必要と思ったなら、関塾の夏期講習会がオススメです!
分かるまで何度でもやり直せる!無料の夏期講習会についてはこちらから!
さて、この星の明るさは地球からの距離にも関係するため
等級が実際の恒星の大きさ・明るさとは違うことがあります。
先ほど挙げたデネブについて詳しく見てみましょう。
ベガ(こと座の星)は0.03等星、アルタイル(わし座の星)は0.77等星、デネブは1.25等星と
夏の大三角形の中でデネブが一番暗い恒星です。
その暗いデネブも実際は太陽の5万倍の明るさがあるそうです。
そんな恒星が一等星ほどの明るさに落ち着いてしまうのは、地球ととても離れているからです。
夜空の星のほとんどが地球や太陽よりはるかに大きいことを想像すると、不思議な気分になりますね。
今日は等級と共に色々な星を紹介しましたが、やはり実際に観測してみることが一番です。
山にキャンプをしに行かなくとも、一等星ならすぐに見つけることができるでしょう。
夜、勉強に少し疲れたら
窓から空を眺めてみませんか?
まずは、下の画像をよく見てみましょう。
道路に水たまりがあるように見えます。